なぜ自社ECをやるべきか?

ECコラム

はじめに

こんにちは。コンサルタントの坂元です。
現代ビジネスにおいて、自社のECサイトの設立・運営は欠かすことのできない戦略となっています。これは自社サイトがビジネスに提供できる多大な利益と、消費者との直接的なコミュニケーションの場を持つことの重要性によるものです。以下では、その具体的な利点と、自社ECサイトの成功に対する具体的な施策について詳しく説明します。

自社ECの利点

ブランドコントロール

自社のECサイトを運営することで、ブランドの見せ方、メッセージの伝え方、カスタマーサービスの質、プロモーションの仕方など、全ての側面で自由にコントロールすることが可能になります。一方で、AmazonやeBayなどのマーケットプレイスでは、これらの要素のコントロールが限定的となります。

利益率の向上

自社のECサイトで直接製品を販売することにより、マーケットプレイスが取る手数料を避けることができ、その結果利益率が向上します。

顧客データの収集と活用

自社のECサイトを運営することで、訪問者や顧客の行動データを直接収集し、それをマーケティングや製品開発に役立てることができます。これは、顧客の行動を理解し、彼らのニーズに合わせたパーソナライズされた体験を提供するのに重要です。

カスタマーリレーションシップの構築

自社のECサイトを通じて顧客と直接コミュニケーションを取ることができ、それによって信頼関係を築くことができます。これは、リピート購入やブランドロイヤリティの促進につながります。

SEOとコンテンツマーケティングの利用

自社のウェブサイトでは、SEO(検索エンジン最適化)やコンテンツマーケティングを活用して、自然な検索結果からのトラフィックを増やすことが可能です。

偽物の商品コントロール

人気のあるブランドや商品では、海外で偽物が出回ることがあります。その際に偽物との見分け方やどのサイトで偽物が出回っているのかをユーザに伝えることができます。

カスタマーサポートの質

Microsoftの「Global State of Customer Service Report」(2018)によると、消費者の約96%はカスタマーサービスがブランド選択に影響を与えると答えています。また、American Expressの「Customer Service Barometer」(2017)の調査によれば、アメリカの消費者は素晴らしいカスタマーサービスを提供する企業に対して平均で17%高い価格を支払う準備があると答えている一方、Zendeskの「Customer Experience Trends Report」(2020)によると、顧客の約50%は問題が即座に解決しない場合、その企業(またはブラント)との関係を見直すと答えています。これらのデータからも分かるように、カスタマーサポートの質は顧客の獲得と維持に大いに関与しています。

独自の施策の実施

自社ECサイトでは、外部のECサイトではできない売り上げの最大化を目指す施策を実施することが可能です。具体的な施策としては以下のようなものがあります。

  1. ギフト施策
    ギフト施策は、既存ユーザ経由で新規顧客を獲得できる有益なマーケティング手法です。
  2. 共創施策
    顧客が製品やサービスの開発に参加することで、彼らのエンゲージメントや満足度が向上します。製品やサービスが実際の市場ニーズにより良く対応できるようになり、新しいアイデアや解決策が生まれやすくなります。
  3. パーソナライゼーション
    顧客の行動データを活用してパーソナライズされたショッピング体験を提供することができます。例えば、以前に購入した商品や閲覧履歴に基づく商品の推奨、パーソナライズされたメールマーケティングなどが可能です。
  4. ロイヤルティプログラム
    ロイヤルティプログラムを設けることで、リピート購入を促進し、長期的な顧客関係を構築することができます。例えば、顧客が一定のポイントを貯めると、特典を提供するといった形です。

以上のような利点と施策を活用し、成功のための戦略を立てることが自社のECサイト設立において重要となります。

まとめ

以上のように、自社のECサイト設立・運営は多くの利点を有しています。ブランドコントロールから顧客関係の構築、そしてSEOとコンテンツマーケティングの活用まで、これらは全て自社のECサイトならではの強みであり、これらを最大限に活用することでビジネスの成長を実現することが可能です。また、独自のマーケティング施策を通じて、顧客体験を向上させ、顧客ロイヤルティを強化することも重要です。自社のECサイトは、ビジネスの成功を左右する重要な要素と言えるでしょう。

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