個人でも進む越境ECの今

ECコラム

はじめに

こんにちは。コンサルタントの大山です。
今日のグローバル化の波に乗り、個人でも簡単に越境ECを始めることが可能になっています。越境ECは一般的に企業が国境を越えて商品やサービスを販売することを指しますが、個人が自分のスキルや商品を生かして世界中に販売する事例も増えています。本記事では、個人がどのように越境ECを実施しているか解説していきます。

個人が越境ECを始める現代

個人が越境ECを始めるのは、企業が始めるよりも簡単かもしれません。企業は各国支社や販売代理店との調整をしないと話を進めることができないといったことが多くあるのではないでしょうか。その点、個人や小規模企業が越境ECを開始することは、実はハードルが低いのです。
個人と企業のECの違いの中で大きなものの一つが「基本的には個人は何かマーケットプレイスに出展している」ということです。集客面ではマーケットプレイスは非常に有用ですが手数料を取られたり、直接のマーケティングができないことがデメリットであることも忘れてはいけません。

それではどういった活動がされているのかみてみましょう。

日本の古道具収集家

Estyをはじめとしたハンドメイドマーケットでは、日本人アーティストによるハンドメイド商品が精巧でクオリティが高く人気があります。
例えば岐阜県に住む、とある古道具を集めている人がアメリカ・ヨーロッパ向けにビンテージ品を販売していたりします。1品あたり日本円にして3万円〜30万円と非常に高額なのですが、歴史を重ねたアンティークとして在庫1に対してカゴに入れてスタンバイした人が30人近くいる、なんてこともあります。
アクセサリーなども定番品ではありますが、日本でフリーマーケットをしたとしても売れないであろう「おばあちゃんの家にあった古い道具」が越境ECにおいては非常に高い価値を見出されてているのです。
こういったものはお土産として旅行中に出会うのはなかなか難しい商品ですよね。

イラストレーター

イラストレーターなどのクリエイターも、NFTを活用して越境で活躍しています。NFTアートという分野で越境で商品を売っているのです。(NFTについては別途また語る必要がありますが)
従来イラストレーターというと、収益のほとんどが依頼を受けた案件において支払われた報酬が中心でした。自分で好きに書いた絵を売ろうとすると、画廊を借りて展覧会を開くといった非常に狭く険しい道でした。
さらに、日本では存命の現代アーティストの絵を買う層というの非常に限られており、マーケットがあまりにも狭い世界でした。
それがNFTアートの出現により、誰でも出品ができ、世界中の人が興味を持ち、オークションで数万単位で売れていくという動きが生まれています。

 

出典:バニリゾ/banilizo.eth(https://twitter.com/banilizo_nft)

日本のハンコデザイナー

電子化によって市場がシュリンクしているハンコも、海外の人から見ると小さな範囲に文字が凝縮されて興味深く精巧な作りをした作品として人気があります。
Estyなどにおいてもサイズや形状(正方形や丸型、楕円など)、ハンコの素材(象牙や木の種類など)を指定し、さらに彫る文字を指定した上でオーダーをする形のハンコが人気があるようです。
人によっては漢字とカタカナで対応するものからイラストまで入っているものまで、日本人の従来のハンコのイメージを覆す新しいハンコの世界が広がっています。
出展者をみていくと、地方で小さなハンコ屋を営んでいた人から個人でハンコを作ることを趣味とする人まで様々存在しています。
様々な種類のハンコが生まれたのも、リクエストがきっかけで日本のハンコの常識を超えるクリエイティビティ豊かな商品が生まれたようです。

まとめ

このように、日本では厳しいと言われている市場においても海外に目を向けたことで大きく飛躍してる個人がたくさん存在しています。
プラットフォームを利用するために、その顧客とは一期一会になりがちというデメリットはありますがそれでも市場が大きくひらけていくことにメリットを感じているようです。
今まで日本人とはまた違った視点を持つ人たちからの感想やリクエストでさらに良い商品を生み出していっている点も注目すべきことかと思います。

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